いろいろ箱

色箱

今朝はいろいろ箱をゲットしました。
私の地元、博多の長浜魚市場では、この画像のようにいろいろな種類の魚が入った箱を色箱と呼びます。いろいろ入っているから、色箱と呼ぶのかどうかは定かではありませんが、とりあえず色箱と呼んでいます。
私たちのような寿司屋の立場から言うと、こういう色箱は非常にありがたいです。何故かと言うと常に15から20種類ほどの魚を確保しておかないといけない寿司屋にとって、1度に数種類の魚をまとめて購入できると言うありがたさがあります。多くの場合、まとめ買いのせいか、バラバラ買うよりお得な価格なのも嬉しいところで。しかしながら、いろいろ入っていても、欲しい物ばかりが入ってるわけではなく、これは欲しいけど、これはいらないと言うことも多々あるわけですが…
この箱に関して言えば、この箱はアカハタ、アコウ、オオモンハタが入っており、個人的には大好きな魚ばっかしなので非常に嬉しい盛り合わせです。街のお魚屋さんで買い付けをすれば、1匹ずつとか若しくは片身とかで買えるのですが、長浜の魚市場みたいな場所はロットが大きくて、買い付けは基本的に一箱単位なのです。私たちのような寿司屋、特にワンオペのうちのような小さな寿司屋はアジを10匹とか要らないわけで、アジもサバもタイもイワシもカマスもサワラも欲しいわけです。欲張りですよね(笑)
中には箱の中から欲しいだけ売ってくださる市場の魚屋さん(仲買さん)もありますが、ごくごく僅かで限られています。
そんなわけで、こういう色箱はありがたく、気に入った魚ばかりが入った色箱を見つけるとすごく嬉しくなってしまうわけです😊